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ダブルローン、結局いくら払っていたんだろう。旧居の引き渡しが終わってひと息ついたタイミングで、改めて計算してみました。
結論から言うと、新旧のローンの返済が重なった4〜7月の4ヶ月で、旧居側へ払い続けたお金は、代表月額での概算で約53.9万円。そのうち、元金返済を除いた費用として消えるお金(追加負担)は約22.7万円と見積もりました。実際の支払総額ではなく概算で、8月の完済時の精算分などは含んでいません。
正直に言うと、「損した金額」として出したかったんですが、よく考えたらローンの返済額のうち元金は、費用ではなく残債を減らす支出なので、それを全部「損した」と言うのは言い過ぎでした。なので今回は、残債を減らす分と、費用として消えてしまうお金を分けて、概算してみます。
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💡 この記事でわかること
- ダブルローン中の旧居側の月額(代表値)と、4〜7月分の概算
- ローン元金(残債を減らす支出)と、金利・管理費・光熱費(費用として消える分)の分け方
- これから住み替える人がキャッシュフローで見込んでおくべきこと
ダブルローン中、旧居側だけでかかり続けたお金を計算してみた
2026年3月下旬の新居ローン実行から、旧居ローンを完済した2026年8月下旬まで、二つのローンが同時に残っていた期間は約5ヶ月でした。ただし、新旧の毎月の返済が実際に重なったのは4〜7月の4回で、8月は約定返済日の前に決済・完済しています。この記事の概算は、その4〜7月の4ヶ月分を代表月額で集計したものです。新居のローン・管理費は住み替えをしなくても必ずかかる費用なので、ここでは含めません。追加負担として集計するのは、旧居が売れるまで払い続けた旧居側の費用です(住み替えをしなかった場合との差額や、純粋な損失を示す数字ではありません)(きつかった月額の話はダブルローンがきつい本当の理由|月30万円払って気づいた「見えないコスト」に書いています)。
旧居側の月々の内訳
旧居側負担
(概算)
追加負担
(概算)
この期間、旧居側だけで毎月かかっていたのが、ローン・管理費・光熱費です。月ごとの金額は少しずつ異なるため、ここでは代表月額で示します。
| 項目(旧居側・月額) | 金額 |
|---|---|
| 旧居ローン | 109,259円 |
| 旧居管理費・修繕積立金 | 20,830円 |
| 旧居の光熱費(空き家分・月換算) | 4,709円 |
| 旧居側の月額(代表値) | 134,798円 |
旧居の光熱費は、住んでいないので基本料金だけで、月換算の代表値です。水道が2ヶ月に1回3,418円(月あたり約1,709円)、電気・ガスが月3,000円。それでも合わせて4,709円が、空き家に対してかかり続けていました。電気・ガス・水道は、事前に連絡して引渡し前日に停止しています。
毎月約13.5万円。新旧の返済が重なった4〜7月の4ヶ月分を単純に掛けると、約53.9万円(134,798円×4)です。このうち旧居ローンの約定返済は4回で437,036円(109,259円×4)、管理費・修繕積立金と光熱費は代表月額での概算です。ここには、3月下旬の部分期間や、8月の完済時に精算された利息、買主と日割り精算した管理費、停止までの光熱費は含まれていません(これらの実額は未集計です)。新居側の支払いに加えて、住んでいない旧居のためにこれだけの金額を払い続けていたことになります。
でも「損した」とは言い切れない。残債を減らす分と消える分を分けてみた
計算していて気づいたんですが、この約53.9万円を全部「費用」として扱うのは正確じゃありません。旧居ローンの109,259円のうち、元金部分は費用ではなく残債を減らす支出で、売却時のローン完済額に反映されます(売却で必ず戻る、という意味ではありません)。一方、金利部分は残債を減らさず、費用として消えていくお金です。
旧居の返済予定表の1ヶ月分(代表値)を確認したところ、109,259円のうち元金は78,074円、金利は31,185円でした。月ごとに内訳は異なるため、以下は代表値による概算です。
管理費と光熱費も同じです。旧居に住んでいなくても発生し続けるのに、何にも積み上がらない、消えていくお金です。
| 項目(消えるお金・月額) | 金額 |
|---|---|
| 旧居ローンの金利分 | 31,185円 |
| 旧居管理費・修繕積立金 | 20,830円 |
| 旧居の光熱費(空き家分・月換算) | 4,709円 |
| 追加負担の概算(月額) | 56,724円 |
4〜7月の4ヶ月分を掛けると、この追加負担は約22.7万円(56,724円×4)になります。元金部分は費用ではなく残債を減らす支出なので、費用として消えたお金の目安はこの約22.7万円の方だと考えています。ただし、8月の完済時の利息・管理費の日割り精算後の実額・停止までの光熱費は別途発生していて、実額が分からないため、旧居を手放すまでの最終総額は確定していません。
自分の条件でも確認したい場合は、ダブルローンシミュレーターで試算できます。
実際に計算してみて感じたこと
正直に言うと、毎月出ていく金額の重さ自体は、だいたい体感どおりの数字でした。
ローンの返済額に金利が含まれていること自体は、もちろん分かっていました。ただ、返済予定表で実額を確認したのは今回が初めてで、金利だけで31,185円というのは思っていたより大きい金額でした。旧居管理費(20,830円)より金利の方が高いというのも、計算してみるまで気づいていませんでした。感覚で「きつい」と思っていたものを、実際に数字に分解してみると気持ちが少し整理されました。「53.9万円全部が消えている」と思っているのと、「費用として消えているのは概算でこの22.7万円ほど」と分かっているのとでは、同じ状況でも受け止め方が変わります。
これから住み替える人に伝えたいこと
ダブルローン中に一番きつかったのは、ローンそのものより「ローン以外の出費」が想定より多かったことでした。管理費・光熱費のように、住んでいなくても発生し続ける費用は、ローンの金額を計算するときに見落としがちです。
さらに、旧居がいつ売れるかは事前には分かりません。私たちは売り出しから約5ヶ月で契約、約6ヶ月で引き渡しまで終わりましたが、これがもっと長引く可能性も十分にありました。だからこそ、ローン以外の出費もちゃんと頭に入れたうえで、最低半年分は見込んだ余裕あるキャッシュフローにしておくことをおすすめします。
そのためにも、住み替えを考え始めた段階で、今の家がいくらで売れそうか把握しておくことが大事です。想定売却価格が分かれば、ダブルローンがどのくらいの期間になりそうか、資金計画も立てやすくなります。
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ダブルローンは長い住み替えの中でもいちばんきつい期間でしたが、こうして数字で振り返ってみると、消えたお金がどこにあったのかがはっきりしました。同じようにダブルローン中の人は、無理せず乗り切ってくださいね。これから住み替える人は、ぜひ資金計画の参考にしてみてください!
実際に試算してみる
ダブルローンの負担がどのくらいになるか、規模感を把握するために作った無料シミュレーターです。結果はLINEでも共有できます。
❓ よくある質問
Q. ダブルローン中の負担が一番大きかった費目は何ですか?
A. 金額としては旧居ローン(109,259円)が最大ですが、このうち元金78,074円は残債を減らす分で、費用ではありません。費用として消えていくものとしては、旧居ローンの金利(31,185円)が一番大きく、次いで旧居の管理費(20,830円)でした。
Q. 空き家になった旧居の光熱費はどれくらいかかりますか?
A. 我が家の場合、水道が2ヶ月に1回3,418円(月あたり約1,709円)、電気・ガスが月3,000円で、合わせて月4,709円でした。住んでいなくても基本料金分は発生し続けます。
Q. ダブルローンの期間はどれくらい見込んでおくべきですか?
A. 我が家は二つのローンが残った期間が約5ヶ月(毎月の返済が重なったのは4〜7月の4回)でしたが、旧居がいつ売れるかは事前には分かりません。ローン以外の管理費・光熱費も含めて、最低半年分は見込んだ余裕あるキャッシュフローにしておくと安心です。
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